現実との関わり方
5/31の夜に、ARG的な視点から考えさせられる事件が2つおきました。
企業の公式サイトが、架空の行方不明者捜索で宣伝行為を行う
http://togetter.com/li/981995#クロちゃん救出 ツイッターだけで誘拐場所を探しだせ!→特定班の活躍で警察沙汰に→企画中止へ
http://togetter.com/li/981788
前者は「現実とフィクションの境界線の引き方・見せ方をまちがえた」例、後者は「リアル空間を使うことの怖さを軽視した」例かなと思います。
これらは現実の世界にフィクションをまぎれ込ませるARGにおいては常に考えなければならない問題で、であるが故にその部分をきちんと考えずに失敗に終わった今回の2件は非常に残念だと思います。
ARGがこういった問題にどう対処していったか(もしくはどう失敗から学んで改善していったか)という知見をどこかで公開できるといいかもしれません。