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「ソルトARG」のねらいについて
【ターゲット層】
映画の告知プロモーションということで、映画をよく観るであろう20代を中心に、女性層も意識してゲームデザイン。
事前に参加者を募るのではなくその場で参加してもらうスタイルのため、『いつでも参加できる』『程よい難易度』『手軽に終われる(長くても1時間)』、この3つで考えました。

【ゲームとして】
<バックストーリー>
映画『ソルト』の「主人公がスパイ容疑をかけられ逃げる」という設定を踏まえ、プレイヤーにはスパイを探す側になってもらい、「天神大名地区に逃げ込んだスパイを探す」といったストーリーを盛り込みました。

<システム>
スパイが残していったカードに謎を載せ、それを集め追っていくごとに謎が解け、最後はツイッターによるツイートをヒントに「逃げ回るスパイを捕まえる」というシステムにし、プレイヤーに「自分たちで謎を解き、ターゲットを捕らえる」といった楽しさを実感してもらえるようにしました。

<工夫>
途中で飽きたり、諦めることのないように、謎の難易度を徐々に簡単にしていく工夫を仕込みました。
一般的なゲームは最後に向かうほど難易度が増すものですが、真夏の炎天下の下、終盤は気力・体力とも落ちてくるだろうこいうことを考え、最後までプレイしてもらう達成感を優先したためです。

【成功点】
真夏、しかも開始時間が昼の12時という過酷な環境であったにも関わらず、200人近い一般の方に参加して頂けました。
ゲームの難易度も難しすぎず、程よく楽しんで頂けたかと思います。

【反省点】
地図が必須アイテムとなっていたのですが、それを見ないと解けない問題があるのに、カードばかりを見て地図を見ていないプレイヤーもいたそうで、カードばかりではなく地図のヒントを気づかせる工夫が欲しいところでした。

【ソルトARGを終了して】
参加したプレイヤーから、またやりたいとの声が複数聞かれたということもあり、楽しんでいただけたのではないかと思います。

店を回るタイプの多人数参加型ゲームは、ゲームとしての満足感が薄い、ただのスタンプラリーになりがちです。
今回は、スタンプラリーにならないギリギリのラインでARGとしてデザインし(狭義の完全なARGかという点では意見が分かれると思いますが)、参加者に評価していただけたことは大きな成果でした。
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