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近代建築を訪ねて
【難易度(5段階)】 ★★★★
【所要時間】 3.5~4.5時間程度
【ルート】 名称をクリックすると関連リンクへ飛びます。 ●九州大学箱崎キャンパス→●西南学院大学博物館→●旧福岡県公会堂貴賓館→●福岡市赤煉瓦文化館
発展を続け、最新のビルやデパートなどが続々と造られている福岡市。 それとは対照的に、明治から昭和初期にかけて造られた建物たちも、モダンな姿を残したまま現役で働いています!中に入って見学することもできますので、当時の雰囲気を直に感じながら回ることができるルートです。
近代建築を訪ねて 【ストーリー】 私の名前はマナ、フツーの中学生。 そんなどこにでもいる女の子の私に、とあることがきっかけで、フツーじゃない友達ができることになった。 「俺、物から過去の話を聞くことができるんだよ。」 それは、同級生の『カイ』という男の子。 彼には少し不思議なところがあった。誰も知らないことを言い当てたり、失くしたものは彼に聞けばよく見つかった。 そんなこともあって、彼には秘密があるんじゃないかとずっと思っていたのだ。 その予想が期待の上を行く形で当たり、一人で興奮する私とは対照的に、カイはあくまでも冷静だった…。 そこで、ふと思い出す。 私の家には、とても古い、開かない小箱があった。 さびているのかもしれないけれど、私には、その箱が自分の意思で開かないようにしているように思えていたのだ。 そのことを伝えると、カイは箱の記憶を読んでくれることを承諾してくれた。早速話を聞いてもらうと、箱は九州大学の正門へ行きたいんだそうだ。 この箱は何を知って、何を言いたがっているのかな?そして中には何が入っているんだろう! こうして私とカイの二人は、箱に導かれるまま、福岡に現存する建築物を回ることになる。 でも、なんで明治から昭和初期の古い建物ばかりなんだろう?