【難易度(5段階)】 | ★★★ | |
【所要時間】 | 2~3.5時間程度 | |
【ルート】 名称をクリックすると関連リンクへ飛びます。 ●筥崎宮→●東公園→●元寇防塁(西新地区)→●福岡市博物館 | ||
元寇、それは今から700年以上も昔の出来事。その戦いの名残は、今もしっかり福岡に残っているのです。 普段何気なく見ているものでも、目を凝らせば痕跡が見えてくる。 日本の命運を左右した大きな戦いが、ここ福岡で確かにあったのだと感じることができるルートです。 |
【ストーリー】 僕は、俗に言う草食系の男子。人と争うことは出来るだけ避けたいタイプだ。 そんな僕が、とんでもない人間に声を掛けられた。大学のキャンパスにひっそりと現れた、「時房」と名乗る武士っぽい格好の男性。 学際の仮装かと思ったら、なんと本物!?元の再襲来?それは歴史でも習った「元寇」のことじゃないか! 過去よりタイムスリップしてしまったらしい彼は、元の襲来に備えていた、戦がどうなったか心配、どうにかして戻らねばの一点張り。 おまけに、戻る場所が見つかるまで僕から離れないなんて言い出す始末。 とりあえず「元寇」に関連した場所に行くことで納得してくれた時房だったが、20歳にしては頼りないだの子供だの、失礼なことばかり言ってくる。 でも、言い返せない。情けない。 それもそのはず、彼は今の時代とは違う、戦の中に身を置いている人間なんだ。 彼と接し、理解するうちに、僕の中でも何かが変わっていくような気がした…。 |