実空間ゲームって何?
実空間ゲームとは、TVゲームのように仮想の空間で遊ぶのではなく、私たちが生活しているこの空間そのものをゲームの舞台として展開されるゲームです。
どんな物語?
物語はFacebookのあるページから始まります。
そこに現れた「記憶をなくした少女」
「ゲームをしましょう。ゲームのタイトルは『アートを巡る冒険』でどうかな?記憶をほとんどなくしたあたしが覚えている、ほんのかすかな思い出。大好きだったアートについて体験した場所の断片。その場所を当ててちょうだい」
ゲームはネット上と現実空間で進む
ゲームはこの場所探しを発端に、ネット上と現実空間のなかにあるヒントを手がかりに少女の謎を追っていきます。
物語はリアルタイムに「福岡トリエンナーレ」WATAGATAの絵画や演劇、インターネットメディアなどとシンクロしていき、時には福岡の街中まで広がりながら進行していきます。
つまり、TVゲームのように架空の世界ではなく、まさに「実空間」で起こっている物語なのです。「記憶のない少女」はあなたの隣で暮らしているかもしれませんよ。
アジア美術館に行けばいいの?
福岡トリエンナーレに合わせた作品ということで、アジア美術館に行けばいいと思っている方も多いようなのですが、開始時点で行く必要はありません。
ただ、ゲームの進行に伴って、福岡トリエンナーレやWATAGATAの展示が重要な意味をもってくることもあるかもしれません。
申込や料金は不要
ゲームに参加するのに申し込みや料金はいりません。
PCやスマートフォンなどのインターネットができる環境さえあれば楽しむことができます。
期間
開催期間は9/5~11月末を予定しています。途中からの参加も可能です。
ゲームをしなくても…
実空間ゲームは最初から最後まで参加しなければならないものではありません。
たくさんの参加者が協力して謎を解いたり物語を進めていきますので、気が向いたらその一部に協力するだけでもいいのです。
また、ゲームに参加しなかったり、謎を解いたりしなくても、さまざまなメディアを縦断して展開される重層的な少女の物語だけを楽しむこともできます。